養子縁組の提案を初めて聞いた時の僕の正直な気持ち
奥さんからはじめて養子縁組の話を聞いた時、
非難承知で、カッコつけずに言うと
血の繋がってない子供?マジかよ~
背筋に寒いものを感じました。
僕自身がやくざ映画とか割と苦手な人間で
組員が組長の事を親父とか呼んでるのを見ると身構えてしまうんですね。
もちろん組繋がりであっても○○組のような反社の世界と養子縁組は全く違いますが
血の繋がってない子供を息子と本当に呼べるのか?
相手は受け入れてくれるのか?
不安ばかりが頭をよぎります
でも不妊治療中、奥さんが考えて悩んだ末に僕に打ち明けてくれた養子縁組の話を簡単に却下出来るはずありません。
僕よりも家族の事を考えて、現実を受け止めて次に進もうとしてるんですから。
却下なんかしようもんなら仁義に反します。
そう仁義なき戦いは名作らしいです。今度見てみます
「養子を取るには、斡旋してくれる所があってね」
彼女の提案に頷くと、養子縁組のシステムを僕に説明してくれました。
でも提案を持ち出した彼女自身もこの頃は養子縁組の事はざっくりとしか分かっていませんでした。
ざっくりと彼女の話を要約すると、養子を斡旋してくれる所はどうやら
民間のNPO法人でやってたり、医療法人でやってたり、バイタリティー豊からしい。
赤ちゃんが欲しい時は出産費用とか色々お金がかかるらしい。
養子じゃなくても里親というものもあるらしい。
とにかくどうやって手を挙げていいか分からないし、どうしたらいいか問い合わせをしよう。
僕は一度電話で問い合わせてみると手を上げました。
奥さん自身が新しい家族を迎える為に調べてくれた情報の差を埋める為に。
そう、仁義に沿って戦いです