新しい家族を養子縁組で迎えて

新米主夫のおやじによる養子縁組家族子育てブログ

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支援団体の推薦された後の情報がパタっと止まって、気づけば7月になりました。

 

問い合わせしても、レッサーパンダさんはしどろもどろ。

例え偽名を使ってもデリケートな話なので詳しく書けませんが、ざっくり言うと、ライオンちゃんサイドの方で養子縁組の反対が出た様子。

小学校に上がるデリケートな時間を新たな親候補が出て来てしまうと、子供も混乱してしまう。

社会性を育むスタートを切る時に、親候補とかややこしい家庭環境を与えてしまうと、子供に余計な心配事を与えてしまうと容易に想像出来ました。

でも支援団体は、ライオンちゃんの将来の事を考えたら、新しい親と家族になった方が良いかもしれないと考えてて、それで初対面が決まらずズルズル夏になってしまった。

そんな状況でした。

 

問い合わせした後、奥さんと話し合いました。

でも実際はお互いどう言葉を伝えていいのか分からなくて、無言のまま。

 

今のライオンちゃんの大事な時期に、僕達のような親候補が登場する事はやっぱり良い事じゃないんじゃないか?

それは僕も奥さんも同じ考えでした。

ライオンちゃんの事を考えたら、僕達は降りて、今のライオンちゃんの状態で小学生になった方が、大人になった時結果的に良かったとなるんじゃないだろうか?

 

でもここで引いてしまう事は本当に良い事か?

今回のチャンスを逃してしまったら、また再び縁があるかの保障がないからです。

 

僕達は年齢的には子育てがひと段落してる世代。中には、孫がいるような年齢。

小さい子供を育てるにはタイムリミットがオーバーしているのに、それでも子育てを考えて養子を取ろうとしている。

養子縁組を考えるなら、僕らより若い夫婦と縁を繋いでいった方が子供にとって良いに決まってます。

 

僕らは、ライオンちゃんの縁を手放して本当に良いのだろうか?

暫く沈黙が続きました。

 

「まあ、でも二人の事情で押し通したら、ライオンちゃんが可哀想だもんね」

 

二人のうち、誰かが言いました。

もしかしたらあの日二人とも何も話さなかったかもしれません。

口に出さなかったとしても二人とも同じ気持ちでした。

 

次の日、支援団体に断りの電話を入れました。

 

僕達の家族探しはまた降り出しに戻ってしまいました。