里親資格取るまでの研修まとめ
ここで里親資格取る為に僕達が行って来た事をまとめたいと思います。
里親の資格を取るには、児相から行政(都道府県)へ推薦を上げてもらわなければなりません。
その推薦を上げてもらう為に、市町村にある地域の養護施設が研修や面接、相談などフォローして貰い、漸く児相が推薦状を書いてくれる事になります。
推薦状を書いてもらう為、僕達は以下の事を行いました。
養護施設との面接
養護施設の職員さんと夫婦其々マンツーマンで行います。
1人1時間程度。
生い立ち、どんな仕事をしてるのかなど、自分の歴史をアンケート用紙に書いて、職員さんに語ります。
僕達が行った時期はコロナ禍だったので、1カ月に1、2回行う形でした。通常より時間がかかって半年以上行いました。
普通の時で早い人なら三カ月程らしいです。
支援団体研修
各自相や、里親施設で養子縁組を探している子供の情報を管理している支援団体の研修。
週またぎで二日間行いました。
この会合には多数の養子縁組希望の夫婦、里親希望の夫婦が集まります。
まず1日目は他のご夫婦と一緒に何故養子を取ろうと思ったのか、どんな親子関係を作りたいか話し合い、真実告知など実際に養子との関係作りの事についてワークショップをします。
2日目は養子縁組までの手続きの流れ、子供が行う試し行動の説明を受け、実際に養子縁組された家族のお話しを聞く流れでした。
会場には現在養子縁組を希望してる子供の写真もあり、問い合わせも受け付けてました。
(一応資格がないと前に進む事は出来ませんか、すぐ手を上げて資格を取った後すぐ面会出来るケースもあるようです)
家庭訪問
子供を預ける家の環境はどんな感じか児相の方で訪問調査します。
養護施設のシェパードさんと児童相談所のドーベルマンさんに来ていただきました。
家の中は勿論、住む地域の環境などをチェックされます。
養護施設での実習
シェパードさんが勤める民間の養護施設にて行いました。
こちらも週マタギの2日間。
僕達は年齢が高齢ということもあり、乳児ではなく幼児、だいたい三歳~五歳くらいまでの子供と触れ合いました。
一緒に遊んだり、食事を一緒にとったり、昼寝の寝かしつけるところまで行いました。
2日目は子供の運動会を見たり、中学生くらいまでの子供が保護されてる養護施設を訪れたり、視察が主でした。
以上の事を行って僕らは里親の資格を取る推薦状を書いて貰いました。
許可が取れるのは年があけてからとの事です。
僕達が最初に養子縁組を希望してからここまで1年。
コロナだったことと、他のご夫婦の里親希望の問い合わせも多かったみたいで、特に時間がかかりました。
でもその時間の中で血の繋がってない子供と家族になるという事はどういう事だろうと色々考えさせられ、覚悟などが形成されたような気がしました。
もし養子縁組を検討されてる方がこのブログを読まれたら、まずは飛び込んでみるという事も一つの手かもしれません。