新しい家族を養子縁組で迎えて

新米主夫のおやじによる養子縁組家族子育てブログ

養護施設での実習 その3

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実習2日目。

午前中に幼稚園で運動会を見た後、午後は子供達が暮らす別の施設の見学でした。

 

「そこには小学生から中学生の子が生活してます。」

 

今まで見て来た子供よりお兄ちゃんやお姉ちゃんの年齢の子達が、集団で生活してる施設との事でした。

彼らも親が何らかの理由で育てられなくなり、児相に保護されて生活してる子供たちです。

 

「こちらです」

 

シェパードさんに連れられ、到着したのは、普通の住宅地にある一軒家でした。

 

「どうぞお入り下さい」

 

玄関の扉を開けると、施設の受付のような窓があり、外の家庭的な建物の雰囲気からガラッと変わってホテルのようでした。

中に入るとリビングで子供達がテレビを見てます。

 

「こんにちは」

 

話しかけても子供達は反応しません。テレビに夢中です。

 

「あ、それBTSのライブ映像?」

 

中学生くらいの女の子が1人ノートパソコンでYouTubeを見てたので、話しかけたのですが、頷いてくれただけで、僕と奥さんは存在してないかのように何も反応してくれません。

お兄ちゃんの年齢の子供達だし、逆に小さい子供よりも接し易いかなと思ったのですが、思春期バリバリの彼らにとって僕らは物珍しげにやって来たおっさんとおばはんにしか思ってないようでした。

 

それも仕方ないか…

 

テレビに集中してる子供達に混じり僕達も内容の入ってこないテレビ画面を静かに眺めてました。

 

「あたしの部屋に来る?」

 

沈黙が耐えられなかったのは子供の方でした。

小学生の高学年くらいの女の子が、僕達を彼女の部屋に案内してくれました。

 

部屋はいくつかあり、一部屋に何人かで共同で使うような感じでした。

中には階段ベットと勉強机が置いてあったり本棚が置いてあったりしました。

 

鬼滅の刃全巻持ってるねん。読む?」

 

子供は嬉しそうに漫画を進めて来ます。

鬼滅の刃の解説を熱心に聞いてると、小学生低学年くらいの別の男の子がおんぶしてと寄ってきました。

 

強がっても、誰かに甘えたい話かけたいと子供達は感じてるようでした。

 

午前に引き続き何だか…

どう表現したらいいか言葉が見つからないですが

子供達の姿を見て何だか…

メランコリック? 

うーん…

まとめようとして英語にしようとするも何か表現が違うような

とにかく複雑な気持ちになりました